不都合な流血
「こういうゲームが好き」と言えるほどゲームやってませんが、強いて言うなら、残虐的な表現のある、暴力的なゲームが好きです。そこで、ゴア表現について語ろうと思ったら、単に好きなゲームの紹介になっちゃいました。
上手くぼかして 欲しい
ゴア表現を含むゲームというと、その名の通り流血が激しいことを指す場合が多いみたいです。しかし、むやみやたらに多量出血しても何だか萎えます。もっとね、体がバラバラな様子や、何かヤバいの見えてる、飛び出てる様子が欲しい。血が出るなら、最初は少量でね、殴るほどにたくさん出てくる感じが良い。噛めば噛むほど美味い、みたいな。
しかもそういうゲーム、たいていモンスターとかゾンビとかをボコります。でもやっぱり、人らしい人じゃないとボコり甲斐が無いですな。
また最近は、グラフィックスの質が向上してるのはいいんですが、全部細かく描かれちゃうと「あ、そこの中身ってそういう感じなんだ…」と冷めます。
下手に描かずに、上手く
シルエットでぼかす
Playdead の LIMBO は横スクロールのアクションゲームです。終始モノトーンの世界を、仕掛けを解きながら進んで行きます。BGM もずっと静かでホラーっぽい感じです。罠にかかったり敵に攻撃されると一発で死んで、少し前の状態から再開します。いわゆる「死にゲー」です。
このゲームの好きなところは第一に、主人公がシルエットになっているところです。手足が取れたりしても、シルエットが分裂するだけ。身体を突き刺されても、血がブシャーって勢いよく噴き出ない(はず)。
しかし、死に方にはちゃんとバリエーションがあって、時には少し
また、音もちゃんと生々しいです。刺されてグサッ、切られてザクッ。音がキレイだと想像力もよく働く気がするので、映像は
ドットでぼかす
Dennation Games の Hotline Miami は、全てドットで描かれた見下ろし型のアクションゲームです。小さなステージに分かれていて、その中で動き回る敵(マフィア)を全滅させると次のステージに進めます。主人公はやはり一発の攻撃で死んでしまうタイプで、死んだらそのステージの入り口から再開します。クラッシュ・バンディクーと違って死にゆくまでの動きがほとんどありませんし、再開も R キー1つ押せば済むので、そのスピード感も気持ちいいゲームです。
ゴアについては、
殴った時の音はやはり生々しくて、つまり気持ちよくて、どんどん殴るぞ!と思わせてくれます。ゴアとは関係ありませんが、敵を倒したときの爽快感も大事ですよね。Hotline Miami の場合、飛び道具で複数の敵を一掃するより、1人を棒か何かでボコボコにしたり、死にかけて這いずり回るマフィアにとどめを刺すのが良いです。特に、武器を何も持っていない状況で、頭を床に3回打ち付けるのは、ステージの最初でしかやりませんが、大好きです。
狂ってる?それ、誉め言葉ね。
お前は頭おかしいとか、狂気を感じるとか、そのうち本当に人殺しそうとか、テレビのインタビュー受けたら「いつかやると思ってました」って答えるわ、とか言われます。でもこれはゲームだもん。それでも今日は平和だもん。
あー MOTHER RUSSIA BLEEDS やりたい。
motherrussiableeds.com